--.--.--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

キンが亡くなるまでの記録・4

2012.02.26

--2月10日・午後--

公園から帰ってくると、赤茶色い便が出てきました。
もうずっと食べていないので、便が出るなんて、と思いました。
いきむ力も残っていないし・・・
あとで考えると、このころから軽く痙攣が始まっていたようです。

午後からは、ひたすら抱っこしていました。
そうしなきゃいけない、という気がしました。
夕飯を作るのもあきらめて、義母にお弁当を買ってきてもらい
ずっと膝に抱いていました。

夜、娘が、キンに「ひとりできるんだよ!」と
自分で粉薬を飲むところを見せました。
「すごいでしょ??」と言うと目を細めて「うにゃ」と
かすれた声で鳴きました。
生まれる所を見て、毎日添い寝して、公園でボディガードして
大事に大事にしてきた妹だものね、心配だよね。
でも、もう大丈夫!
こんなに立派なおねえさんになったんだよ!
だから心配しないで!
キンにそう言いました。

子供達が2階に上がってしばらくすると、痙攣が始まりました。
ガクガク震えるのではなく、全身がのけぞる感じでした。
時間は短いけど、発作と発作の間隔が早くて、
ひっきりなしに・・・という感じで、かわいそうだった。
最後は、ちょっと強めの発作が来て、発作のピークで
スイッチが切れたように心臓が止まりました。
「いったんだね・・・キン、もういっちゃったんだね」
「つらかったね・・・もう痛くないよ、苦しくないよ、よかったね」
「おつかれさま、ありがとう、チーのことよろしくね」
「こっちは心配しちゃいけないよ、キンの好きなようにするんだよ」
「自分のことだけ考えて、のびのびくらしなさいいね」

チットの時は、気が狂ったように泣いたけど
キンの時は、ただハラハラと涙が落ちるだけで
心が静かでした。

自分のことは二の次、家族のことを何より考えるキンでした。
わがままが言えないキンでした。
兄、妹、弟に遠慮して、甘えられないキンでした。

最後の最後に、精一杯甘えてくれました。
私と、二人だけの時間をたくさん作ってくれました。
いっぱいお世話させてくれました。
お別れするための準備をさせてくれました。

結局は、それは全部私のためでした。
私への、最高の贈り物になりました。
命が終わる瞬間まで、こんなに私を愛してくれました。

キン、ありがとう。
私は、幸せでした。
チットのこと、よろしくおねがいします。
チットにも、心から愛してたよ、と伝えてください。
ありがとう、と伝えてください。
いつか会える日を楽しみに、精一杯生きてきます。
けんかしないで、仲良く待っててね。

CIMG4365.jpg





コメント

    | |

    承認待ちコメント

    このコメントは管理者の承認待ちです

コメントの投稿

(コメント編集・削除に必要)
(管理者にだけ表示を許可する)


RECENT ENTRIES


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。